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並び方とねじれ
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大脳皮質上の運動野(#4)と身体との対応は、赤道から北極の順に、頭・上肢・下肢が対応している。そして、#4は概ね冠状断面内にある。
≪図 #4上の身体対応≫
●赤道と北極
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一方、傍視床白質中央部(=内包後脚)をふくむ横断面上では、前から後の順に頭・上肢・下肢が対応している。つまり、傍視床白質中央部は概ね矢状断面内にある。
≪図 傍視床白質中央部での身体対応≫
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したがって、運動野(#4)から傍視床白質中央部との間で、頭・上肢・下肢に対応する回路の並び方が、概ね冠状断面内から矢状断面内へと、約90°ねじれている。
≪図 #4上の身体対応と傍視床白質レベル断面での身体対応は約90°ねじれている≫
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身体との対応は、なぜこの順に並び、なぜこの角度でねじれているのだろうか?それは、等高線理論と、前頭葉の発育の2つで説明できる。