疑核の位置

疑核は、完成した脳の断面内では網様体の顔側辺縁近くにあり、モデルでは到底説明できない位置にある。それは、もともとあった位置、すなわち脳室側内側から、後に前方へ移動したからである。疑核の本当の位置はいずれ本物のアトラスで確認することにして、本書では、移動前の、発生途中の位置にあるものとする。

 


戻る